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石けんについて

石けんも他の界面活性剤1)と同様に人体や環境への影響が全くないわけではなく、皮膚にとっては刺激物であり、河川の汚染因子でもあります。しかし、石けんは、毒性が非常に低い界面活性剤のひとつであり、さらに、大量の水道水や河川水によって速やかに金属石けん2)に変化して界面活性を失い、適性レベルの微生物が存在する水中ならば、数日で水と二酸化炭素に分解されるため、人や環境に与える直接的な影響は少ないと考えられます。現在、化粧品などで使用されている石けんも含めたいずれの界面活性剤も、使用量、使用方法などを誤らなければ、問題が生じることはありませんが、より安全なものを選んでいくことが重要となります。

毛髪の洗浄について

通常のシャンプーから石けんシャンプーに切り替えると、きしみや手触りの悪さが気になります。これは、アルカリの影響によって毛髪が膨張し、キューティクルが立ち上がって摩擦係数が大きくなることや、洗浄後に金属石けんが粉状になって残留することなどが原因と考えられます。これに対処するには、十分な量の石けんをしっかりと泡立ててから、キューティクル同士が擦れて損傷しないように優しく洗浄し、その後、石けんシャンプー用リンスで、残留した金属石けんなどを脂肪酸3)に変化させてしまうのが良いでしょう。もちろん、丁寧にすすぐことも大切です。また、石けんシャンプーを使い続けることにより、毛髪に少しずつ脂肪酸が残留していき、1ヶ月ほどで通常のトリートメントと同程度の効果が得られるくらいの量が浸透します。脂肪酸が詰まった酸性状態の内部には石けんの洗浄力は及ばないため、アルカリの影響が少なくなり、状態の良い毛髪になります。

皮膚の洗浄について

石けんで体を洗浄した後にはさっぱりとした清涼感が得られます。これは、石けんが、汚れや細菌をきれいに洗い落とし、洗浄後、水道水によって金属石けんに変化して微量に残留することによるものと考えられています。石けんは、十分な洗浄力がある反面、皮膚に刺激を与える場合がありますので、タオルやスポンジなどを用い、よく泡立ててから洗浄しましょう。また、残留する金属石けんは、界面活性がないので、皮膚への影響は少ないと考えられていますが、多量に残留させてしまうと、トラブルの原因となりますので、丁寧に洗い流すよう心掛けましょう。


  1. 界面活性剤
    水になじむ性質を有した部分と油になじむ性質を有した部分の双方を持ち合わた物質を示します。浸透・湿潤作用、乳化作用、分散作用、可溶化作用などを有し、食品・化粧品・洗剤など多岐にわたり使用されています。
  2. 金属石けん
    水道水中のカルシウムやマグネシウムが石けん分(遊離脂肪酸)と結合したものを示します。一般に石けんカスと云われるもので、水に溶けず、洗浄力はありません。分散状態ならば短時間で分解されますが、凝集すると分解されるのに時間がかかります。
  3. 脂肪酸
    油脂や脂質などの構成成分である有機酸を示します。皮膚の様々な機能に関与していると云われ、健康な状態を維持するのに重要な役割を果たしています。また、毛髪に浸透してトリートメント様の作用を示します。

参考

  • 「洗浄・洗剤の科学」のページ 大矢勝研究室 2007年
  • 「洗剤・洗浄百科事典」 皆川基・藤井冨美子・大矢勝編 朝倉書店 2003年
  • 「洗剤・洗浄剤の安全性等に関する調査報告書」 東京都生活文化局消費者部 1994年
  • 「Q&A水環境と洗剤改訂版」 日本水環境学会編 ぎょうせい 2000年
  • 「皮膚の医学」 田上八郎 中央公論新社 1999年
  • 「洗剤と化学物質」 環境省環境保健部環境安全課 2006年